水墨風景は一本の木から(動画)

水墨画、とくに山水画や水墨風景をみると

簡単にできると思う人が多いようです。

確かに基礎が習得する人にとって

水墨画ほど簡単な絵画はないかもしれません。

基礎ができれば風景も簡単い描けます。

ただし水墨画の基礎内容は他の分野と異なります。

一見山水画ぽく見え、風景画にできていますが

よく描けていると言われたいならもっと練習すべきです。

たった数筆で物体を立体的に表現できるのか、

上の絵は濃淡二本で前後の位置をはっきり表現しております。

一本の木をきれいに、格好良く書けないなら

徹底的に練習した方がいいです。

それが修行ってやつ。

水墨画の木を水彩画のように書く輩が言いますが

水墨画ではなく、水彩画をやるべきです。

水墨画の特徴が見えなく、たった材料だけモノクロインクで

書かれでいるものを水墨画と呼んでほしくないです。

花鳥画なら竹、水墨風景・山水画なら木だけ見て

その人の持つ底力をすべて分かりと昔から言われました。

その通りです。

奥深い世界です。

まず1本の木から

しっかり練習しましょう。