自作の筆掛け(簡易筆掛けの自作)

水墨画を長年やっていると

必ず筆が増えてきます。

増えたものはちゃんとお手入れしないといけません。

安い筆ではないですから。

すでに立派な筆掛け2、3個持っておりますが

もっと簡略なものがいいなと思って

市販のようなものまでしなくても

良さそうです。

市販のいいものは、

やはり一つぐらい持った方がいいよ、

おすすめです。


しかし形のデザインは思う通りの筆掛けは売ってなくて
金額的にも予算をオーバーするなどがあると

とりあえず作ってみることも1つ手です。

さて、今回の主旨は、安定・実用・場所とらないです。

安定感がなければ倒れたり、筆に傷を付けたりして使えません。
実用とは使いやすさ、シンプルなものです。

材料は100円ショップからです。
試作のつもりで1時間弱で仕上げました。

まさかいっぱつで完璧にできたと思いませんでした。

全部の材料費は  350円+消費税 です。

出来上がった筆掛けです。

自作筆掛け2k.jpg

好みで好きな色を塗ってもいいですが、
私にはこれでちょうどいいです。

作に興味ある方、参考までに作り方の順番を
説明しておきましょう:

  1) 厚み9 ~10mm 1枚 用意する  (150円)
    45cm×25cm の大きさなので、2枚にする。
    それぞれ 45cm×15cm、35cm×10cm
         35cm×10cmはAに使い(フク付ける)、

45cm×15cmはBに使います。

    
    A、B板は異なる。その理由は、

安定感を得るためです。

    ※大きい筆掛けが必要であれば、

もっと切ってください。

  2) 丸棒長さ 45cm 2本を用意する。
    100円ショップでは90cmのを均等に2枚に切りました。(100円)
    C、Dに使います。

  3) 丸棒のA板左右にあたる位置を確認し、

あたる丸い部分を削って
    最後にねじで固定します。
   
    私は溝を彫刻刀で掘りました(危ないので、

掘らなくてもいいかも…)
    掘った方がきれいようです。
  
  4) 丸棒のB板左右にあたる位置を確認し、

ねじで固定します。
    私はここでも溝を掘りました。掘ったら、

木工用ボンドで固定します。


    きれいに仕上がります。

完成

    最後にA板にフクを付けれ完成です(丸E)。 
    45cmの大きさですので、15も付けました。
    (100円ショップで フク100円)

    合計 350円 + 税

↑欠点

軽すぎるため、安定感が足りません。

解決法として、私は硯のような重りを置いてます、すると簡単に解決します!